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<< 学会誌へ戻る 無脳児の発生率は，7.1/10,000と報告されまれな疾患であり，さらには双胎妊娠における発生率は1.4〜4.7/10,000とされている．双胎妊娠の1児が無脳症であった報告では羊水過多を38.8％に認められるとあり，管理に難渋する．今回，妊娠12週と比較的早期に診断し得た1児無脳症の二絨毛膜二羊膜性双胎の1例を経験した．症例は34歳．2経妊0経産．自然妊娠にて妊娠成立．近医にて二絨毛膜二羊膜性双胎の診断で当院へ妊娠10週4日で紹介受診した．妊娠12週4日の経腹超音波断層法および経腟超音波断層法にて第1児に頭蓋輪郭不整，大横径計測困難を認め，無脳症と診断した．妊娠管理等について文献的考察を加えて報告する． 関東連合産科婦人科学会誌, 51(3) 449-449, 2014 |
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