関東連合産科婦人科学会
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 代表挨拶

一般社団法人関東連合産科婦人科学会 代表 綾部琢哉  教科書は、小学生からみれば絶対に正しいものでした。しかし大学教育における教科書には、特に定義もお上の認可もありません。外国の、ザ・教科書とされる書物には膨大な数の引用文献が並んでいます。臨床医学は、先人の得た知見を纏め、その時点で正しそうな方向を見出して教科書として記載し、新しい知見が出現すれば少しずつ書き換える、ということの積み重ねで発展してきたのでしょう。電子機器の発達により、集められる情報量が増え統計学的な手法も駆使できるようになってEBMの考え方が普及し、その内容も容易に確認できるようになりました。やがて症状や所見・画像を入力すれば、鑑別すべき病態をAIがリストアップしてくれるようになるでしょう。ではその後に残る医師の能力とは何でしょうか。
 専門医制度が緒につき、資格を得るための講習会の満席が続いています。最新の知見を学び患者に少しでも満足度の高い医療を提供できるようにしよう、というわけです。その流れの中で今、座して講演を拝聴するのが学会、というイメージが、新人の中ででき始めている気がします。
 臨床医として感じるのは人間の感情・情動的な側面の大きさです。言語以外を介したコミュニケーションの重要性はよく知られているところです。電子メールの普及により、少ない文字数で情報を伝えようとする機会が増え、文字だけでのやり取りが多くの誤解を招くようになりました。
 かつては◯◯大学□□教授の流儀が△△流として主張され、大学ごとに流派を競い合い、学会場は他流試合の場として真剣勝負が繰り広げられていました。それが良いとは申しませんが、自分たちの得た知見を持ち寄り、議論を尽くし、自分たちが次の時代の学問を築くのだ、という気概を持って、医学・医療の発展に微力ながらも寄与する、というのが学術集会の一つのあり方ではないかと考えています。論文を読むのと違い、発表の仕方、質疑応答での受け答えで印象は大きく変わります。コミュニケーションをうまくとれるよう五感を研ぎ澄ませ、生身で学会に参加して頂きたいと切に願う次第です。
 この度、関東連合代表として二期目の就任をお認め頂きました。「お客様は神様です」というのは主側の発言のはずなのに客側が主張する時代にあって、医師と患者の関係も激変しています。若い医師の士気を削がないような環境を整備していきたいと考えています。今後とも宜しくお願い申し上げます。

平成29年7月 一般社団法人 関東連合産科婦人科学会
代表 綾部 琢哉


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