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第110回学術集会(平成17年10月15日(土),16(日))

【一般演題】
卵巣癌(1)
胸・腰椎転移腫瘍に対し動注化学療法が奏効した卵巣癌IVb期の1例


高橋 あすか1), 奥田 順子1), 木口 一成1), 新橋 成直子1), 大原 樹1), 佐藤 聡二郎1), 水原 浩1), 小林 陽一1),
石塚 文平1), 五味 弘道2), 滝澤 謙二2)
聖マリアンナ医科大学産婦人科1), 聖マリアンナ医科大学放射線科2)


 上皮性卵巣癌では発見時すでに進行し著しくQOLが低下してしまっているケースが少なくない.今回我々は初診時に胸・腰椎転移を来した卵巣癌IVb期の患者に対し,動注化学療法が奏効した1例を経験したので報告する.症例は45歳,2経妊2経産.腰痛・腹痛および両側下肢のしびれ感を主訴に近医受診,著明な胸・腹水と腹部腫瘍を指摘され精査目的で当院紹介となる.MRIにて小児頭大の腫瘍は卵巣由来で,子宮膣部頚管および内膜細胞診クラスII,胸・腹水細胞診クラスV(腺癌由来),CA125は640 U/mlと高値を示していた.またCTにて弟6―12胸椎と弟1―4腰椎に転移腫瘍を認めたがその他の臓器等に転移は認められなかった.以上から卵巣癌IVb期と診断し,組織診断とcytoreductionを目的として腹式単純子宮全摘出術,両側付属器切除術および大網切除術を施行し診断は卵巣類内膜腺癌であった.術後10日目より血管造影下に肋間動脈塞栓術および動注化学療法として5FU1000 mg+CDDP80 mg/monthly,4コース施行し著明な腫瘍の縮小を認め,腰痛も改善した.今後はQOLの向上を期してリハビリを継続してゆく予定である.これにより骨転移を来した進行卵巣癌でも積極的な治療として手術療法や動注化学療法などによりQOLを改善しうる可能性が示唆された.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 42(3) 326-326, 2005


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