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第110回学術集会(平成17年10月15日(土),16(日))

【一般演題】
妊娠・分娩(9)
子宮内感染の母体炎症性パラメータの検討


古田 賢1), 吉永 陽樹1), 篠原 佳枝1), 古屋 潮1), 大亀 幸子1), 山本 樹生2)
船橋中央病院周産期センター産科産婦人科1), 日本大学医学部産婦人科教室2)


 近年,FIRS(Fetal inflammatory response synd)の概念が導入され,子宮内の炎症の有無を迅速に判断することは,より重要となってきている.今回母体炎症性マーカーと新生児CRP,羊水中ILについて検討したので報告する.「方法」平成15年5月〜平成16年4月までに羊水を採取しえた127例について母体WBC,CRP,体温.羊水中糖濃度,IL6,IL8新生児CRPを測定し検討した.「結果」新生児CRPを目的変数として重回帰分析を施行したところ母体CRP.羊水中糖濃度,IL6,IL8が有意であった.IL6,IL8の測定は結果判定まで時間がかかるため現在は未だ臨床上有用とはいえないため,羊水中IL6に対する母体炎症マーカー(WBC,CRP,体温)羊水中糖濃度を検討し,カットオフを設けた場合羊水中糖濃度が,感度,特異度ともに優れていた.「結論」羊水中糖濃度は子宮内の炎症を知るうえで,他の母体マーカーに比し簡便であり有用と考えられた.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 42(3) 349-349, 2005


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