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第112回学術集会(平成18年10月29日(日))

【一般演題】
子宮頸部悪性腫瘍2
子宮頸部腺癌に対する臨床病理学的検討


高橋 寿々代, 大和田 倫孝, 嵯峨 泰, 町田 静生, 竹井 裕二, 高野 貴弘, 藤原 寛行, 松原 茂樹, 鈴木 光明
自治医科大学医学部産婦人科


 【目的】当施設で治療した原発性子宮頸部腺癌について,臨床病理学的検討を行った.【対象および方法】1974―2004年までの31年間に当科で治療した全子宮頸癌(上皮内癌を含む)は1377例であり,そのうち102例(7.4%)が腺癌(AC:腺扁平上皮癌を含む)であった.これを対象として,症例数の年次別推移,骨盤リンパ節・卵巣転移率および予後を,扁平上皮癌(SCC)と比較検討した.【成績】1)全子宮頸癌に対するACの比率は,1974―84年が3.2%(11/340),1985―94年が5.2%(24/454),1995―2004年が11.4%(67/583)で,最近10年間に有意な増加がみられた(p<0.001).2)広汎子宮全摘術施行例におけるACの骨盤リンパ節転移率は40%(31/75)で,SCC(24%)より高率であった(p<0.01).Ib期(AC 27%vs SCC 11%,p<0.01),II期(AC 70%vs SCC 44%,p<0.05)でも同様であった.またACの卵巣転移率は5%(4/75)で,SCC(0.7%)より高率であった(p<0.01).3)最近10年間のI―IV期症例では,ACとSCCの生存曲線に有意差はなかったが(5生率:AC 74%vs SCC 78%),Ib期では,ACは予後不良の傾向であった(5生率:AC 78%vs SCC 94%,p=0.07).【結論】子宮頸部腺癌の増加が確認された.扁平上皮癌に比べて,骨盤リンパ節・卵巣転移率が有意に高率であった.Ib期に限ると,扁平上皮癌より予後不良な傾向がみられた.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 43(3) 310-310, 2006


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