この度、第149回関東連合産科婦人科学会総会・学術集会を東京女子医科大学で担当させていただくことになりました。会期は2025年6月14日（土）〜15日（日）で、都市センターホテル（東京都千代田区）での開催を予定しております。

　ここ数年、コロナ感染症のため学術集会の形態もハイブリッド開催が主流となっていましたが、ようやく集合した形での学術集会が可能となってまいりました。そこで、以前のように若手からベテランまでが集い、皆が学術集会の臨場感を楽しんでいただきたいと思います。 まず、本学術集会では初日に若手ポスター発表を行い、若手優秀演題賞を選出し、情報交換会の場で表彰いたします。一般口演は２日目に行い、優秀演題賞を選出し総会にて表彰いたします。そして、皆さんがチームで参加して楽しんでいただく「ドクターGyne & Obe」を企画いたしました。こちらも優勝チームには豪華賞品を揃えてお待ちしております。また、「医療安全ワーキング」もチームで参加いただき楽しく医療安全を学んでいただきたいと思います。そして、「ガイドライン婦人科外来編2026年版」と「産婦人科診療ガイドライン産科編2026」の２つのガイドライン・コンセンサスミーティングを予定しています。さらに、ハンズオンセミナーとして、３D空間表示を用いた手術支援医療技術を体験していただけます。その他、杤木県産婦人科医会/関東ブロック産婦人科医会共催シンポジウム「どうなる俺たちのキャリアパス」、地域・教育研究委員会合同企画「各病院の医局員勧誘について」を予定しています。皆さんに都市センターホテルに集まっていただき、徹底的に討論し、学術集会を楽しんでいただきたいと思います。

　学術集会は、会場で発表を行いそれに合わせた質疑応答がなされるところに醍醐味があります。特に、関東連合では、若手に発表の場を提供するのも本学術集会の使命と考えます。若いころに発表したことは将来ずっと覚えています。是非、記憶に残るような学術集会にしていただきたいと思います。

　教室員一同、皆様のご参加をお待ちしております。