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第113回学術集会(平成19年6月3日(日))

【一般演題】
婦人科疾患その他2
当院におけるERセンター開設後の産婦人科救急について


仁平 光彦, 尾林 聡, 大井 理恵, 鳥羽 三佳代, 石橋 智子, 若林 晶, 清水 康史, 久保田 俊郎
東京医科歯科大学産婦人科


 当院では2006年4月よりERセンターを立ち上げ,同年6月29日より全面改装し7月20日より正式に東京消防庁3次救急医療施設としてホットラインを開設した.開設後まだ1年に満たないが,それに伴う産婦人科救急の変化等について報告する.ERセンター全体では前年度同月と比較し,平均で救急受診総数1260.5件/月と前年比27.1%の増加,救急車搬送数は646.5件/月と51.0%増加,入院患者数は204.8件/月と47.8%の増加となっている.うち産婦人科では,2006年1月〜12月で救急の入院患者数41名と前年に比べ33%の増加となっている.緊急手術を要した症例は16件(前年10件)であった.平均入院日数は8.79日(前年8.37日)とやや増加した.傷病別では切迫流産6件(同5件),卵巣茎捻転6件(前年3件),卵巣出血4件(同1件),骨盤内感染4件(同12件),子宮外妊娠2件(前年1件)その他21件(7件)であった.入院患者の住所については,おもに東京東部のエリア(江東区,江戸川区,墨田区,中央区など)で,ERセンター開設後に大きな変化はなかった.救急症例の増加に伴い産婦人科救急の件数,重症例も多くなることが予想され,産婦人科の役割も大きくなってくるものと考える.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 44(2) 227-227, 2007


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